藤沢市柄沢 小原ピアノ教室 発表会の曲はどうやって決める?ピアノ講師の楽しみでもある曲選び

こんにちは。小原ピアノ教室の小原です。
今年の発表会は12月20日。半年を切り、教室でも少しずつ準備が始まりました。
中学生は、すでに練習をスタートした生徒さんもいます。
中学生になると部活動や勉強で忙しくなり、練習時間の確保が難しくなります。その一方で、演奏する曲は長くなり、難易度も上がります。
早めに準備を始めて、自信を持ってステージに立てるように、一人ひとりと話して決めています。
そして、中学生がスタートしたら、次はいよいよ小学生のみなさん。
「今年はどんな曲が弾きたい?」
そう聞くと、目を輝かせながら一生懸命考えてくれる姿を見るのが、毎年の楽しみです。
小さな女の子には、ジブリやディズニープリンセスの曲が大人気。
中には、
「簡単に弾けるけど、難しそうに聞こえる曲がいい!」
と、ちゃっかりしたリクエストをくれる子もいます(笑)。
その気持ちはよく分かりますが、
「難しそうに聞こえる曲は、やっぱり弾くのも難しいのよね。」
と現実もきちんとお伝えします。
でも、たくさん練習を重ねて、本番でさらりと弾き切れたら本当に格好いい。
そんな姿を一緒に想像しながら、やる気を引き出しています。
男の子にも女の子にも人気なのが、かっこいい雰囲気の曲。
「短調の曲って弾いていて気持ちいいよね。」
「最後が堂々と終わる曲もいいよね。」
そんな風に音楽の話をみんなと出来ることがとても楽しく、じんわり幸せを感じる時です。
発表会の曲選びは、一人ひとりの個性や今の実力、そしてプログラム全体のバランスも考えながら進めるので、実はかなり時間がかかります。

この楽譜の山の中から、それぞれに合った1〜2曲を選んでいきます。
……とはいえ、なかなかスムーズには進みません。
私自身が子どもの頃に発表会で弾いた懐かしい曲を見つけると、つい弾き始めてしまったり、
「この曲、大好きだから誰か弾いてくれないかな。」
なんて思いながら、また弾き始めてしまったり(笑)。
毎年こんなふうに脱線しながら選んでいます。
最近の楽譜は、絵本のように美しい表紙や、思わず手に取りたくなるデザインのものもたくさんあります。

『いろえんぴつ ならんだ』は、表紙がかわいくて思わずジャケ買いした一冊。小学生のみんなもイメージしやすく提案すると喜んでもらえる曲がたくさんあります。

『DINOSAUR KINGDOM』は、全曲のタイトルが恐竜の名前。恐竜ファンのキッズに大人気です。
恐竜博士によると「恐竜ごとの特徴が良く出ている!」そうです(笑)
手は届くか、曲の難易度は合っているかを基準に提案する私をよそに、お気に入りの恐竜で選ぶ姿はとても微笑ましいです。

そして私のお気に入りが、『ひなげし通りのピム』です。
主人公ピムが冒険をする物語に沿って曲が並んでいて、作曲者・春畑セロリさんは、
「演奏する人それぞれが自由に物語を作ってほしい」
という思いを込めて、テンポにも幅を持たせています。
同じ曲でも、演奏する人によってまったく違う表情になるところが、この曲集の魅力です。
「あの子なら、どんなテンポで弾くだろう。」
そんなことを考えているうちに、
「私ならこう弾くかな。」
と、また脱線(笑)。
なかなか進まない曲選びですが、私は発表会は「お祭り」のようなものだと思っています。
お祭りも遠足も、本番を良いものにするには準備している時間が大事。
今年も、生徒さん一人ひとりが「この曲を弾けてよかった!」と思えるような発表会になるよう、楽しみながら準備を進めていきます。
発表会のお知らせ
12月20日(日) 午前中(詳細未定)
会場:Fプレイス(藤沢市本町1-12-17)


