藤沢市柄沢 小原ピアノ教室  「できた!」は挑戦の先にあるもの

こんにちは。小原ピアノ教室の小原です。

今日は、5月に入会したA君のレッスン風景をご紹介します。

A君は、自分から「習いたい!」と言ってピアノを始めました。

レッスンでも、お家でもとても意欲的に頑張っています。

「もう次の曲も弾けるよー!」

と、宿題で出した曲だけでなく、どんどん先の曲にも挑戦してくれるので、あっという間に1冊目が終了!

入会からわずか1か月半で『ピアノドリーム2』へ進みました。

本当によく頑張っています。

そしてA君は、リズム打ちも大好き。

「(リズムカードの)順番変えて、もう1回やろう!

と、いつも元気いっぱい取り組んでくれます。

こちらはテキストよりかなり先まで進み、なんと3冊先のリズムに挑戦中。

すごいね、A君!

今、A君がメインで取り組んでいるのは「スラー奏法」です。

スラーとは、音と音をなめらかにつないで弾くこと。

始めたばかりのお子さんの指はまだ力が弱く、鍵盤を重たく感じます。

そのため、鍵盤を1本ずつポチポチ押すような弾き方になりやすいんです。

でも、それだと音が一つひとつ切れてしまいます。

映像で例えるなら、コマ送りボタンを連打しているようなもの。

映像は進んでいるけれど、なめらかさがありません。

ピアノも同じで、リズム通りには弾けていても、音楽がたどたどしく聞こえてしまいます。

スラーは、隣の指へ自然に重さを移していくことで弾けるようになります。

……とはいえ、お子さんに「重さを移してね」と言っても、なかなか伝わりません。

だから私は、言葉を変えながら伝えたり、一緒に歌ったり、手を添えて感覚を覚えてもらったりしながら、少しずつ身につけてもらっています。

そんな中でA君のすごいところは、自分の耳でしっかり音を聴いていることです。

「今のはスラーになったかな?」

そんなふうに自分で判断できるんです。

さらに感心するのは、思うように弾けなかったとき。

すぐに止めて、自分からもう一度挑戦します。

できるまで黙々と繰り返す、その根気とやる気、そして集中力。

そんな姿を見ると、こちらも気合いが入ります。

そして、「できた!」と言った瞬間の笑顔。

私は、この「できた!」という瞬間を何より大切にしています。

「できた!」は、何度も挑戦した先にあるもの。

失敗しても安心してチャレンジできる教室だからこそ、生まれる笑顔があります。

それが、小原ピアノ教室のレッスンです。

そんなA君には夢があります。

「いつかマリオの曲が弾きたい!」

そこで少しだけ私が弾いてみると、

「すげーーーー!」

と、とびきりの笑顔。

その姿を見ていると、私も子どもの頃、レッスンの帰り際に先生が少しだけ演奏してくださる時間が大好きだったことを思い出しました。

けじめは大切にしながらも、堅苦しくない。

そんな、子どもたちが「また来たい!」と思える場所でありたい。

改めて、そう感じた一日でした。

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